2008年10月13日

挨拶に換えて

■ 9月27日ホームページを開設しました。庭などの画像を見ると細部がよく見えないせいか、或いは少しは綺麗に撮れた画像を選ぶせいか、結構現実とずれている感じがしています。初めてこれを見られた方が、実際にこちらに来られてガッカリされないか心配しています。取あえずホームページは見合い写真(死語 ?)の様なものってことで、、、。でも画像イメージが本当に現実を写し撮るのか?、なんて考えだすと事は複雑で分からなくなりますよね。

◆ 木立が古色を帯びた、自然なままの庭は好ましいけれど、草木に手を加えた、当世風で派手な庭は見苦しく不快だと「徒然草」にあります。この部分は、庭についてだけ言ってるのでは無いようですが、兼好好み(美意識)の表白なのでしょう。”自然と作為”今も続くこの話は微妙ですよね。限りなく自然を追求し、手を加えられた日本庭園と、同じく徹底して手を加える、イングリシュガーデンも、共に作為の庭です。ここには優劣など無く、好みと自然観を基にした文化の違い(人の生き方の違い)が現れているのでしょう。

◆ ついでに、ページタイトルの「跡無事」(あとなしごと)は「徒然草」の序段にある”よしなしごと”(つまらぬこと)の類語です。ちょっとかっこ付けました。生来の筆不精、いつまた書くことやら知れませんが、たまに覗いて見てください。

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